〝帰りを待ってて〟
1986年、インドのスラム街で暮らす5歳の少年サルーは、兄と仕事を探しにでかけた先で停車中の電車で眠り込んでしまい、家から遠く離れた大都市カルカッタまで来てしまう。そのまま迷子になったサルーは、やがて養子に出されオーストラリアで成長。25年後、友人のひとりから、Google Earthなら地球上のどこへでも行くことができると教えられたサルーは、おぼろげな記憶とGoogle Earthを頼りに、本当の母や兄が暮らす故郷を探しはじめる...。
なんだか奇跡体験アンビリバボー臭があり鑑賞を避けていた作品。
何で早く観なかったんだと後悔...
むちゃくちゃいい作品じゃないですか!!
最後のタイトルが出るくだりは鳥肌たってしまった
家族愛など素敵な物語だったんですが、とにかく役者陣の魅力にガッチリ掴まれた2時間でした!
特に少年時代のサルー役の子、魅力的すぎる!
生命力に溢れたあのひとみ、走り抜けるあの躍動感。
ニコールキッドマンさんも素敵だったなぁ
〝世界は人であふれている。不運な子どもを助けることの方が、子どもを産むよりも意義がある〟
線路も印象的でしたね〜
人生と線路。
進むうちにいろんな分岐点がある!
運命にひたすら身を委ねるだけでなく、自ら選択し辿り寄せることの大切さ
あと、スマホばっか見ずに街中をもっと自らの目で観て、色んな光景を目に焼き付け肌で感じたくなる、そんな気持ちにもさせられました!
以上、「LION 25年目のただいま」!
〝ママはいつまでも僕のママだ〟
Google earthすげーと感心すると共に、人の温かみを感じる素敵な作品でした。
オススメです!