LION ライオン 25年目のただいまの作品情報・感想・評価

LION ライオン 25年目のただいま2015年製作の映画)

Lion

上映日:2017年04月07日

製作国:

上映時間:119分

ジャンル:

4.0

あらすじ

「LION ライオン 25年目のただいま」に投稿された感想・評価

テレザ

テレザの感想・評価

3.8
タイトルにある通りだけど、そのただいまに至る方法も私たちの感動も、古典的なそれとは違う。
グーグルアースで奇跡的に見つけた光景が幼少時の記憶を蘇らせ、マウスのスクロールでストリートビューが惰性で動き続けるように、まさしく走馬灯のように、あの日の出来事を追憶する。
そのときの主人公の感動に、私たちは馴染みがある。その偶然、奇跡はいまのテクノロジーによって引き起こされたもので、むしろ日常茶飯事である。しかしここまで泣ける、劇的な物語に作り上げられたこの映画、すごい。
自分が幸福なことを改めて気づかせてくれる映画。
hamoko

hamokoの感想・評価

3.6
タイトルの意味がわかったときの、「うおおわあ…」感ったらない

お兄ちゃんがめちゃ面倒見良くてね…何回涙腺緩んだか…
機転が利くサルーと、運の強さ。起結は迷子になった男の子が25年後に生まれ故郷に帰る話と言えばそれまでなんだけど、その中にある物語に触れてほしい。
インドでの家族のシーンから迷子になり遠い地に行き着いてしまう冒頭の数十分はことドラマの見どころの1つ。渋谷の交差点なんて比じゃないくらいの数の人達の中に5歳であれば100センチちょっとであろう身長の男の子が埋もれながら母と兄を呼び叫び、そしてただ走り続けている。何のあてもないのに…。
子供を連れ去ろうとする人から逃げ切りたどり着いた6車線ぐらいありそうな車のいない橋の映像は絶望感しかなかった。これからこの子はどうなるのかと。
とにかくこの子役の男の子演技が素晴らしかった。台詞はほとんどないけれど、あの目を見るだけで、不安さや寂しさ聡明さが伝わってきた。何より可愛い。

その後オーストラリアに養子として迎え入れられる。
好きなシーンの1つはお風呂のシーン。
お風呂で遊ぶ姿を母親になったばかりのニコールが湯船の外に男の子に座り話しかけている。「いつかあなたのことを全部はなしてね」と。お互い言葉は分からないけれどきっと2人には通じる何かがあったはず。

男の子が青年になり、どうして養子を取ることになったかニコールキッドマンが淡々と語るシーンを見るだけでもこの映画を観る価値はあると思う。彼女の華やかさオーラを消し本当の母の心情を表していた。

迷子になった男の子が生き延び、素晴らしい青年になったのも小さい頃に家族に愛され、新しい両親に愛されいたからだと思う。家族の愛と絆を描いた素晴らしい映画だった。
Falcon

Falconの感想・評価

3.8
映画館行き損ねて観よう観ようと思って眠らせてた映画。
見覚えある人と思えばスラムドッグ$ミリオネアのデヴパテル主演。

事実は小説よりも奇なりと言わんばかりの作品。物語ラストでも泣いたもののエンディングの方が泣けたしLIONの伏線回収にホッとした。

25年は本当に長すぎる。5歳の記憶なんて普通ならないに等しいはずでもこんな絶望的な境遇にあえば脳裏に焼き付いて離れない日々があるのだろうか。自分の実家をGoogle Earthで探したことがあるものの上からで鮮明な記憶でもすぐにピンとはこないものだったから並々ならない労力、精神疲労と奇跡だったと思う。養子に迎えてくれた親族もインドの秘境で待ち続けた母親も、各々のことを思うと今でも涙がとまらないだろうなと思うような奇跡の実話でした。
Google earthで作中最大の問題をクリアしてしまう事が、果たして感動に繋がるものなのか?ちょっと無機質感が否めない。
だから“25年目のただいま”よりも、育ての親とのやりとりの方がグッとくる。血の通った本物の愛をまざまざと見せつけられ、あったかい気持ちになりました。

結果的に、地理的な故郷だけでなく、心の拠り所も見つける事ができた主人公。こちらまで勇気付けられるハッピーエンドでした。人生の迷子になっているシーンは、ホントに見ていられず、心苦しかったですからね。

タイトルの意味ですが、そんなに大した工夫はありません。名前というのは自らのルーツの源なので、ラストでそれが判明するというのは、作品としては良くできているとは思います。
諦めなければ叶う
あみ

あみの感想・評価

3.5
サルーはハッピーエンドだけど駅で連れ去られた子どもたちや施設で生活している子供たち…
恐ろしい現実を知る映画にもなった。
映画の終盤で里親と実母が抱き合うシーンは涙が止まらなかった。
ヒノ

ヒノの感想・評価

4.0
前半の生い立ちの映像は壮絶で、180度違う世界に衝撃。不自由なく暮らし育つことがどれだけ幸せなことかを再確認した。

家族や愛は、国を超えて繋がっているんだなと感じた。今でも自分を探し続けていると遠くにいながらも感じられること、本当に素敵な家族愛にしか見られないと思う愛に溢れた作品でした!
>|