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息ができないのmenokiのレビュー・感想・評価

息ができない(2015年製作の映画)
3.1
最近の楽天のゴミ打線にイラつきながら酒を飲んでのレビュー。

少年時代に誰もが体験するであろう事を砂アニメにて描いた作品。
砂アニメの特性を上手く活かしキャラクターの心情を的確に表現している。
皆の視線が本当にこんな感じなんだよ。
友達のカレーにふざけて下剤を混入して喧嘩になった際の皆の視線がこんな感じだった。
でも同性同士だったら喧嘩しても次の日には何事もなかったかのようにジャンプの話をして楽しんでんだよなぁ〜。

問題は異性の場合だ。
同性の場合は感情がなくどこかしら蔑んだ眼差しで見られて終わりだが、異性の場合は生ゴミのように人間とは違うものとして見られ、それが長時間続く。

私が小学生5年生の時、私のクラスを支配していたマリゴンを言われたメスがいた。
そのマリゴンはとにかく巨体で恐ろしく強く、女子には人気があったが男子からは恐れられており、何人もの男子が喧嘩を売ったがその度に犠牲者が出るだけで合った。
友達の話に依ると、マリゴンはビッグフットの末裔らしく何でも蹴りで象の足をへし折った事がある逸話がある。
かくいう私もマリゴンの写真を「特命リサーチ200X」に送り懸賞金を貰おうと画策したが、寸前の所で女子が先生にチクった為にバレてしまい、

M先生「マリゴンに謝りなさいo(`ω´ )o」

と、先生と親からかなりの説教を受ける事になってしまった。

そんな感じで過ごしていたある日の給食の時間。
私の小学校では給食の時間は席を前と左右が異性になるように並び替えるようになっており、その時の前の席がマリゴンであった。

何故その話の流れになったかは全く覚えていないが、その日の給食の時間は「スラムダンク」の牧紳一について盛り上がっていた。
当時、牧紳一は男子だけではなく女子にも大人気だったので男女関係なく盛り上がっていたのだが、ただ一人マリゴンだけは牧紳一を知らないらしく話に混ざれない状態であった。
恐らく一人だけ話に混ざれない状態に耐えられなかったのだろう。
突如マリゴンが自分の机の中を物色し、油性マッキー取り出しこう言い放った。

マリゴン「マッキー紳一 ( ̄o ̄;)ボソッ」

と。

本人としては渾身のギャグのつもりだろうが、実際はペンギンも凍死するくらい糞寒いギャグだった為、笑うどころかそれを聞いた周りの人が全員固まってしまった。
私を除いて。

その時の私は運悪く丁度牛乳を飲んでいる真っ最中であり、マリゴンの極寒ギャグと周りの空気、そして絶対に笑ってはいけないという極度の緊張感がツボに入ってしまった。
そのような状態に私のゆるゆるの口輪筋が耐えられるはずもなく、口から牛乳を噴射してしまい、見事にマリゴンの顔面に直撃してしまった。

それからの事はそんなに覚えていないが、油性マッキーを握りしめて泣き叫ぶマリゴンとドン引きする女子、そして先生からの説教された事はおぼろげながら覚えている。

アニメや漫画の世界ならマリゴンを倒した漢として男子から讃えられ、女子からの好感度が上がるだろう。
しかし、現実は男子からは讃えられるどころか「牛乳噴射野郎」と不名誉な称号をつけられ、女子からは汚物を見るような眼で見られるようになり、女子の友達もそれ以降避けられ中学卒業まで微塵も女子と接点がなくなってしまった。

唯一の接点があった女子も高校卒業と同時にAV女優になり、以降音信不通となったが大丈夫なんだろうか・・・。
噂によるとどこかの銀行員と結婚し子供が3人いるとかいないとか・・・。

今でこそ笑い話だが、当時の女子からの視線はきつかったなぁ〜。