このジャンルはあまり見ないのですが良く行くレンタル店でホラーランキング1位だったので気になり視聴。
呪われたキャリアがHをするとその相手も自分を追ってくる「もの」が可視化するという設定、不幸の手紙アダルト版のような内容。郊外に住む友達に恵まれているドリュー・バリモアに似た爪の短い美女が謎のクリーチャーに追い回され仲間と共に翻弄されるお話です。
◆良い点/注目ポイント
・ハリウッド映画としては珍しく怪物の物理攻撃や殺人・動きの速いドッキリも控えめに心理的な恐怖を描いています。
・ホラー映画名物の早死にするピッチやお調子者野郎（だいたいビッチのパートナー）がいない為、誰が最初の犠牲者か見当もつかず予想不能のスリルが楽しめます。
◆改善点
・お化けが部屋に鍵をかけたら中に入れないとかこちらの物理攻撃は当たるなどほとんど透明人間の為、近くにいる知人に憑依したり実態がないなどの生きている人間ではどうしようもない存在にしないと恐怖にならない。軍や警察でも倒せるのはお化けではないです。
・昼間や複数人数いる時に登場してもこちらも大人数でお化け屋敷にいるのと一緒で恐怖半減。
こちらが大人数で登場する場合は自分以外全員飲み過ぎで爆睡などにしないとダメです。また友達が常に全員集合なのもダメ。バイトなどで人数が上下する方が少ない時に心細いです。
◆総括
・もしこれが現実になったら女性感染者はモテモテ間違いなしです。
でもハリウッド映画のホラーにしては良い意味で異色です。
もし背後から羽交い締めされたら…
両手を真上に上げて
身をかがめて
大きな声で
『POM!』
