「アメリカンスリープオーバ」に引き続きこちらも鑑賞。
最初に女の子が家から飛び出して誰にも助けを求めず海まで飛ばして、悟ったかのように携帯を握りしめて父親に「愛してる」と伝えるシーンは「それ」のルールがわかった後思い返すと切ない。
「それ」という得体の知れないものへの恐怖が絶妙なバランスでハラハラさせてくれたのは楽しかった。もう途中からは映画の隅々まで歩いてる人を探してしまうし、危ない!くるよ!逃げて!って一人で助言してしまう程の気味の悪さ。
好きな人と一夜を共にする事って本当は子供から大人への通過儀礼で嬉しいことである筈なのに、死から逃れる手段になるなんて、、切ない、、
前半の展開、音楽、カメラワークが独特で恐怖心唆るのは面白かったのに、後半にかけてストーリーの面白さが失速したのは勿体ない気がする。大男のシーンが一番怖かった、、これから歩行者警戒してしまうよ、、