このレビューはネタバレを含みます
ジョー・ダンテ監督のホラーコメディ
70近い年齢でこんな作品が撮れる事に素直に驚き
序盤の展開が遅く少し飽きるし、映像的にはどこかで観たようなシーンが多かったけど、登場人物は明快(主要人物は4人のみ)だし、設定も分かりやすく、会話の内容もこの作品の客層に合わせたのかマニアックだし、中盤からの展開はわりとサクサクしてて、途中から面白さをカバーしてきてる印象
主人公のお話的にはめでたしめでたしって感じだけど、エヴリン視点で考えるとちょっと可哀想だったなあ
これからってところで死んでしまって(まあ死ななくても別れ話が待ってるんだけど)、死に物狂い(死んでるけど)で土の下から這い上がり、どんどん肉体の腐敗に晒されながら恋人には裏切られて、こんな事なら死んだままの方が良かっただろうにね
まあそんな事考えてもキリがないので、トラヴィスを見習ってかるーく見ましょう