「未知への恐れは美しい物語を生む」
個人的にかなり期待してる監督コンビ。
トンデモ話の類ではあるしめちゃくちゃ面白いわけではない。オススメもできない。だけどこのいわゆるB級設定をここまで巧く美しく丁寧に撮れる監督は貴重。この次に撮ってる映画もクオリティが高くて、次はどんな映画を撮るんだって楽しみでならない。
ただ悲しいのはこの邦題。
原題は「SPRING」で邦題は完全なネタバレ。おまけにポスターまでネタバレ仕様に変更する徹底ぶりで悪意すら感じられる。
配給会社からB級映画としてジャンル付けされた途端、その映画は売れれば何をしてもいいと言わんばかりにはちゃめちゃな邦題と過剰な宣伝文句が付けられる。この映画もまさにそれで、いつかこの監督コンビが有名になってこんな酷い題名を付けられたんだと周知されるようになったらいいなと夢見てる！
