東南アジア／ブルネイ映画。
シラット(格闘技)スポ根のJK学園青春系。
「ベストキッド」の様な分かりやすいストーリーで、映画自体のレベルも高い。ヒロインも可愛い。映画産業の無いブルネイで唯一の長編映画だそうです。ブルネイはマレーシアに囲まれた国で言語はマレー語。イスラム教国。
▼シャバニダル高校に進学したヤスミンちゃん。クラスメイトはダサい奴ばっかり。サラリーマンの様なアリ。おデブのナディア。
ある日、シラットの国民的英雄アディーを見かける。アディーはヤスミンと幼馴染みだった。アディーの横には恋人デウィが寄り添っている。
よーし。私もシラットで強くなってデウィを倒し、アディーを見返してやる。
▼シラット部に居たのはアリとナディア。試合は団体戦のみなので3人で力を合わせて強くならなければ。
顧問の先生は何も教えてくれなくてYouTubeで基礎を学ぶ3人。とにかく師範を見つけなければ。
図書館で働くヤスミンの父は、娘のシラットに大反対。
ヤスミン達は、ようやく教えてくれる師範を見つけた。車イスに乗ったジャマル師範。
▼試合の予選。ライバルのデウィの圧倒的な破壊力を見て、ヤスミンは密かに「闇の武術」の技を身につける。闇の武術はその昔、ジャマル師範の腰の骨を砕いて車イスにしてしまった恐ろしい技だった。
ヤスミンの父がシラットを反対する理由とは。
ヤスミンは、強敵デウィに勝てるのか。
▼闇の武術に用いられたのは、空手で言う所の、拳を「中立一本拳」の型で打突する危険な技。
シラットはインドネシア発祥の武術で、劇中でも言及されるが太極拳や詠春拳にも似ているし、功夫や空手にも近い。
SW７「フォースの覚醒」に使用された武術がシラットで現在、各国の軍隊で用いられている護身術「ローコンバット」もシラットをベースにした格闘術。
今は全くマイナーなシラットだけど、オリンピックの競技になる可能性も有るスポーツなんですってよ。
▼近所のTSUTAYAで取り扱いが無いので、お取り寄せしてみました😊
