このレビューはネタバレを含みます
ジャジャンクー作品初鑑賞。
映画はまだまだミーハーの自分ですが、かなり良かったです。
自分の意志を確立しようとする、ダラー。
親に翻弄され生きてきて、自己不在に陥る彼。
疑問を感じた彼は、自由を求め親からの離別を図る。
自由の定義について作中にも触れられていますが、難しいところではありますが、
彼が自分の自由に向かって走り出したことには共感というか、応援したい。
これから、色々な困難が待ち受けているでしょうが、本当に自分の意志でもって生きる人間の幸福を信じたい!
彼のような人間の創造性を、自分勝手な解釈で、周囲の人間が阻んではいけない。
そこに、人間の未来があり、本当の意味での人生の成功があると私は思います。