山河ノスタルジアの作品情報・感想・評価 - 5ページ目

「山河ノスタルジア」に投稿された感想・評価

オープニングでみんなで楽しそうにダンスしている。
踊っているのは主人公を含む18歳ぐらいの若者たち。
エンディングで40歳ぐらいになった主人公が一人でダンスしている。
笑顔があるものの陰りがうかがえる表情だ。
何があったのか!
長い年月の間に色々あるのだ。それが大人になるっていうこと。
それを成長と言ってしまえば悲しいのだけど。
授業で鑑賞。

実は中国映画を鑑賞するのは初なんです。そのせいなのか、好みの作品ではないのか、体感時間が結構長く、早く終わらないかなと思ってしまいました。
しかし、人間の鼓動を感じさせるようなとてつもない感情の揺れ、息苦しさがある映画でした。
時間が流れるにつれて訪れる数々の別れがとても虚しい。それは友人との別れ、家族との別れ、若い自分との別れ、誰にでも起こること。

中国の葬式ってあんなに華やかなんですね。日本とのギャップ感がありました。そして、故人の為に大げさに泣くことは礼儀という文化なのだと勉強になりました。
中国映画は初めてでした。
第1章は長回しと聞き慣れない言語に少ししんどかったのですが、中盤から慣れてきたのか長回しの良さと、文化や習慣の違いが新鮮でとても勉強になりました。

映画ではどこを見せる、見せないの選別がすごくちゃんと考えられてて、映画というものを見せられた感じでした。
細かい演出がものすごい経済成長を遂げている中国での政治反感がひしひしと伝わってきました。

長回しでも飽きさせない演技力には圧巻でした。
えりみ

えりみの感想・評価

3.5
WOWOWで。
劇場公開時は何やら話題に上ってたように記憶してたので録画。
1人の女性と彼女に思いを寄せる2人の男の人生を1999年、2014年、2025年の3つの時代を画面サイズを変えたりして上手く描き分けてる。
景色の映像は家のTVでみてもダイナミックで美しい。
サリー・イップの歌は良い♪
劇場で観る映画なんかも知れん。
ただ、中国に通じているわけでもないのでノスタルジーは感じず。
主題もさっぱり??
GO WEST~♪で始めて、GO WEST~♪で〆る意味もようわからんかった。最初は当時のヒット曲ってことなんやろうけど…
シーン毎、3つの時代それぞれはそれなりに引きつけられるものもあるけど、トータルで結局なんやったんやろか?ていう疑問が。
壮大な叙事詩ってやつなの🚬
男を天秤にかけたおばちゃんのその後の人生に興味が持たれへんかったのが敗因か。リャンズーがその後どうなったんか、そっちが気になる。
出てくる飯がどれも美味そうにみえへんのもちょっと😦

息子と同じように、親が住んでいる家に何の思い入れも無いとか、親から早く離れて自立したかったっていう共通点はあったんやけど。
親が住んでる家の鍵を持たされてもないし持ちたくもないからか。
GoMaeda

GoMaedaの感想・評価

2.5
Go westが似合わなすぎ笑
監督さんの伝えたいことを
全く汲み取れなかった。
Roland

Rolandの感想・評価

3.5
やや安易とも
早稲田松竹にて鑑賞。(ジャ・ジャンクー監督作品2本立て)
過去(1999年)、現在(撮影当時の2014年)、未来(2025年)での人々の素晴らしいドラマが、綺麗な景色を背景に描かれた壮大なる大河ドラマ。

1999年、ペット・ショップ・ボーイズの曲「♪GO WEST」に合わせて、踊る若者たち。
爆竹が破裂する春節。
「マカオがもうすぐ返還される」という市井の人の発言が時代を表現している。
また、「新世紀に向かって…」という人々の希望を表現するセリフもグッド。

タオ(チャオ・タオ)という女性を巡って三角関係になるリャンズー(炭鉱夫)とジンシェン(事業家)。
リャンズーがジンシェンを殴ると、ジンシェンは彼を殺そうとして拳銃を入手しようとするが出来ず、爆薬を車に積んでいる。
しかし、リャンズーは自ら町を去り、ジンシェンがタオと結婚することになる。
女性タオのタオの意味は「波」という意味らしい。

すると、ここで再び「山河ノスタルジア」のタイトルが出て、「何だ?」と思ったら、2014年に物語が飛ぶ。
リャンズーは炭鉱夫の生活で身体を壊していた。妻子あり。
その後、いろいろと物語が描かれる。

更に、物語は、2025年に飛ぶ。
タオの息子は青年になっており、母親の記憶はなく、父親との確執。舞台はオーストラリア。

そして雪降る中で老いたチャオ・タオが「♪GO WEST」踊るシーンには、大感動!💖💖💖
感動の涙が止まらなかった!

素晴らしい傑作であった。