息子の成長を尊重する
夫婦が離れてからは
裕福に英語圏で育つ息子
けれども
祖国の言葉は話せない
母とも父とも
語ることができない
母の想いも父の想いも
伝えられないままに
息子は成長していく
…
ジャ・ジャンクーの映画は(たいして見てないけど。そして『世界』は唯一好きですが)、個人的に、率直な感想として、まったく映像の快楽性を感じないのだけど、みんなどこが好きなのか気になる。
普通に退屈で…
このレビューはネタバレを含みます
恋愛もお金も学識も未来や若さでさえも手にできなかった者はそれに固執し、無理やりに手に入れた者はそれに満足することが出来ず、人はないものねだりにないものを掴もうとしては失敗して繰り返していくのかなと思…
>>続きを読む1999年ペットショップ・ボーイズのGO WESTとともに踊る男女をひたすら映す多幸感溢れる冒頭のシーンにいきなり掴まれる。第二部2014年、チャオ・タオが息子とイヤホンを片方づつ分けて90年代の歌…
>>続きを読む過去、現在、未来の三部構成で、一部目の若かりし頃の男女の三角関係の有り様が、3人の見た目の年齢と比較して?(ここは構造上仕方ないと言えるかもしれませんが)子供っぽいといういうか安っぽく、ビンボー臭く…
>>続きを読む1つの三角関係の行方を追う形で、中国の変わりゆく姿を映し出す。
過去・現在、そして未来の3つの章に分けて。
2人の男いずれを選んでも幸せとは言い切れないヒロイン、
未来に広がる自由を見つめながらも、…
男女三人の数奇な運命に胸が詰まった。監督&中国らしい衝撃の挿入が心情と繋がる妙や寂寥感溢れる汾陽の情景。未来パートでダオラーが見せる、言わばタオとジンシェンが生んだ寂しさが豪州の景観に包まれ一際胸…
>>続きを読む時を経て変わるもの、ずっと変わらないものをうまく描いていた。今の急成長の中国だからこそ撮れる映画だなぁと思いました。
ラストシーンは秀逸。
ただジャジャンクーってこんなシュールだったっけ?って思う…
今まで観てきたジャ・ジャンクー作品の中で、個人的には最高傑作‼︎
冒頭では、“な〜んだ、よくある若い男女の三角関係の話かぁ”と思ったり、ヒロイン・タオさんの幼さ故の、選ばなかった方の男性に対する、余…
(c) Bandai Visual, Bitters End, Office Kitano