このレビューはネタバレを含みます
2018.08.26
主人公の一人が、過去に囚われて前に進めない役柄なんだけど、そのしがらみの程度が少し弱い。生きてるんだし、当の本人たちはむしろポジティブに捉えてるんだし、いいんじゃないの。
とは言え女優陣がとても魅力的。青柳文子は始めて見たが、てくてくついていくだけのストーキングは可愛い過ぎる。木南晴夏も抜群。
皆自分の感情に正直で、正直だからこそ困惑して、それでも何となく前を向き続けていて、素朴な感じは良かった。
エンディングが違う曲だったらもっと余韻を楽しめる映画になったのになあ。