Masato

orangeのMasatoのレビュー・感想・評価

orange(2015年製作の映画)
3.7
祝!今年200本記念!

試写会にて
139分
原作未読

良い点をつけたいけどつけれない惜しい感じ。

SF的要素あるので深く考えがちだが、あまり考えずに見ることをお勧め。

原作者が観ないツイートとかがあったり、監督が無名なことが不安だったけど、それなりに良かったです。

恋愛や友情の青春群像劇的要素は結構良かった。
試写会場はほとんど女性で女子高生な感じだった。
中高生を狙ったのかどうかは知らないが、今現在中高に通っている人なら、主人公の細かな心情描写や青春らしさが面白いしときめいたり泣けると思います。現に私もそうでした。
ただ私は涙腺緩くないので泣きませんでしたが、会場内はぼちぼちすする音は聞こえました。

予告を見て、これは学園恋愛SFみたいな奴か?と思った。
最近一風変わった少女漫画が話題(自分の中で)だが、それもこの中にはいると思う。
少女漫画といえば恋愛推しのような感じはする(にわかです)。だがこれは恋愛は勿論あるが、男女共な友情というのを強くメッセージとして出していた。
これも俺物語然り、変わった少女漫画なのか?と思った(にわかです)。

現在と未来を交互に映し、現在は明るく華やかに青春、未来は少し暗めで「なぜ?」なミステリー調なあたりが対比していて良かった。

友情というものをメッセージとして強くしていると前述したが、公開前なので詳しいことは控えるが、恋愛はこの映画のメインではない。もちろんストーリーにはかなり絡んでくるが。
友達として、彼が好きな自分として、どうしてあげたら救えたのか。今当たり前にいる友達が彼みたいにこんなに密かに悩んでいたら、悩み・不安を共有してあげたらなと思った。この映画みたいに友達として本当にかけがえのない存在に自分もなりたいと思った。
友情って素晴らしい。

だが、この映画の問題なのはSF要素が極端に雑すぎること。
まず、過去に手紙を送れるのがさも当たり前のような口調で、もしそうでなくても文面が明らかに確実に過去の自分に見てもらえるような書き方だし。
原作がこれなら仕方ないが、物語が動き出す源となる所なので、きっちりして欲しかった。
もう一つはネタバレの領域なので控える。

バタフライエフェクト的な要素を期待した自分でもあり、基本SF要素を深く考える自分なので、ここは許せないと思った。
だから、深く考えずに青春モノに集中すればそうもありません。

キャストの山崎賢人さん。イケメンすぎる。内向的で口数少ないキャラがクールな顔と完全一致。土屋太鳳さんの声優ボイスみたいな可愛らしい声好きですし、ちっちゃな感じが好きです。こちらも内向的でキャラが良いです。