アキラナウェイ

ワイルド・スピード ICE BREAKのアキラナウェイのレビュー・感想・評価

4.4
今年の目標!ついに達成!
ワイルド・スピードを観よう!

ようやくシリーズ8作完走です。思えばあっという間に駆け抜けました。予想以上に楽しみ、泣きました。

やっぱり衝撃が大きかったのはTOKYO DRIFT(3作目)でしょうか。よくあそこで立ち止まらなかった。これもコメントでハゲましてくれた皆様のお陰です。

キューバ・ハバナでレティ(ミシェル・ロドリゲス)とハネムーンを過ごしていたドム(ヴィン・ディーゼル)は、サイバーテロリストのサイファーという女性(シャリーズ・セロン)に仕事を依頼される。ある条件を引き換えに。

冒頭ハバナのレースシーンや、娘のサッカーチームのコーチとして仕事そっちのけで家族サービスに勤しむホブス等、8作目となれば余裕を感じる滑り出し。

そして。

うぉぉぉぉぉぉっ!シャリ姐降臨!!シリーズを更に格上げさせるよこのキャスティングは!シャリ姐のヴィランとしての立ち回りは見事!終盤、赤ん坊を人質にする冷酷さが本当に怖い。

そしてまさかのドムの裏切り!!これは…辛い!
レティが辛い!!

絆で結ばれたファミリーか。
血で結ばれたファミリーか。
究極の選択を迫られるドム。

昨日の敵は今日の友。

ジェイソン・ステイサム演じるデッカードがファミリーと手を組むなんて!!

えーと、えーと、観ているこちら側の心がついていけないんですけど!ハンの仇は何処へやら?いや1人でもいいから、「ハンの事を思えば俺はお前を許さない。手を組むのは今回限りだ」みたいな事言う奴おらんのかい?オーウェン・ショウも復活するし、もう完全にオールスター勢揃いのお祭り騒ぎだわ!

遠隔操作で大量の車が一斉に走り出したり、雨の様に降り注いだり、ロシア領の氷上での潜水艦との追走劇等、今回のカーアクションもド派手過ぎて、見応えは十分。

赤ちゃん抱えてのステイサムのアクションも最高だ!

総括するとファミリーの絆を揺るがされた上、節操の無いチーム編成に正直戸惑う衝撃作。評価としてはスカイ・ミッションが勝る。

たとえシャリ姐が行く手を阻んでも。
ステイサム兄やんが味方しても。
リトル・ノーバディとかいうポッと出のイケメン新人が参戦しても。

それでもやっぱりポール・ウォーカーが抜けた穴は大きい。

本作、シリーズ完結編に向けての三部作の始まりだそうで。ロック様とステイサム兄やんのスピンオフも途中予定されているそうだし、もうどうなるんだよワイルド・スピード!!

次は劇場で会おう、ファミリーの皆んなと。