FREDDY

ワイルド・スピード ICE BREAKのFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソンらが共演する大ヒット人気カーアクション「ワイルド・スピード」シリーズの第8作目である本作。まず触れたいのはやはり、ポール・ウォーカーが演じていたブライアン・オコナーがいない寂しさは感じてしまいましたね。ジョーダナ・ブリュースターが演じるミアとの幸せな時間を過ごしている設定ではあったが、画面に彼らの姿がないとどこか物足りなさが。今作の敵であるサイファーを演じたシャーリーズ・セロンはとても魅力的で心惹かれるものはありましたし、復帰組も数名いたりとキャストに関しては申し分はないんですけどね。気持ちの切り替えが難しかったです。ただ、本作もまた想像以上の迫力満点のアクションシーンが映し出され、冒頭のスピード・レースから画面に釘付け。終盤に至ってはもう画面上がとにかく騒がしくて、どんな展開を見せてくれるのか、期待で胸がいっぱいに。描かれている物語としても、ヴィン・ディーゼルが演じるドミニク・トレットが、もっとも大切に思っているファミリーを裏切り対立する構図はとても面白かったですし、ジェイソン・ステイサムが演じる、前作の敵だったデッカード・ショウがチームに迎えられたりと、展開としては強引で単純かもしれないが、それでもユニークな組み合わせであることに間違いはないですし、ワクワク感が止まらない本作もまた気軽に楽しめる良作。ローマン・ピアースの悲劇と子供をあやすデッカード・ショウは必見ですね。面白かった。
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