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マネー・ショート 華麗なる大逆転のSNLのレビュー・感想・評価

4.0
二度目の鑑賞
一度目は2017年ごろ字幕で挑戦して ちんぷんかんぷんだった。
今回吹き替えで。
吹き替えを選ぶのにちょっと気になっていたのは オリジナルタイトルがBig Short なのに対して邦題がマネーショート なことを、金融関係の人が「意味が違ってしまうのに」と嘆いていたこと。
吹き替えだと間違い訳もあるかも。でも英語じゃついていけない。

昨晩見終わって 今レビューを書こうとして
「堂々として親しみやすい」

という一文の下書きを発見。

なんじゃこりゃ。
全く記憶にないのでぐぐったところこのブログにヒット
https://ameblo.jp/babey/entry-12597138191.html
クリスチャンベール演じるマイケルの文章
「人は価値判断を専門家に委ねたがるが、
彼らが選んだのは、事実や調査結果とは無縁の人間たちだった。
彼らが選ばれたのは、堂々としていて親しみやすいからだ。
そして僕にはその親しみやすさがない」

これにわたしの琴線触れたのね‼️

ネタバレ↓














金融商品の勉強になると思って二度目の鑑賞をしたわけだが、再鑑賞で分かったのはエリートの集まる金融機関も虚勢をはってる馬鹿の集まりだったってこと

数字から サブプライムローンの破綻を見破ったのはマイケルだけで

他のグルーブは彼の動きや 間違い電話 などをきっかけに調べ始めた。

スティーブカレルがフロリダの現状を取材する時に「ニューガール」のシュミット役やってた人がペラペラと喋る

カレル「なぜ彼らは自白するんだ?」
カレルの部下「自白じゃない。自慢です」

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世の中 民主主義にするのは間違っている と 思う。
一握りの頭のいい人 この映画だったらマイケルが金融的なことを決められる世界だったらいいのに。

アホが適当に作って もっとアホがバンバン売るモンだからジェンガの崩れが起きる

マイケルの前述の台詞
「彼らが選ばれたのは、堂々としていて親しみやすいからだ」
政治家もそう

民主主義だと 堂々として親しみやすい人が選ばれちゃう。

とはいえ 今から社会主義的な方向に進むことは絶対ないんだろうし。困ったもんだ

そういうエリートのバカが会社にもたらした損失は税金で補填され 真面目に家賃を払ってた最下層の人たちが損をする。市場の値も動かせる まとまった金を持ったモン勝ち

専門用語(前述のブログより)
①MBS(モーゲージ債):住宅ローンの債権をまとめて債券化したもの。毎日放送ではない。
②サブプライムローン:担保なし・仕事無しで貸してる無責任ローン。
③CDS:MBSが破綻したら保険金をもらえるもの。なので、毎月高い掛け金が必要。
④CDO:MBSを細かく切り分け、他の優良債権と混ぜ合わせた新たな証券。

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100インチスクリーン5チャンネル音声 2回とも夫と鑑賞したはずだが 夫は1回目の記憶なし(たぶんすぐ寝た)
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