低評価なのは難解だから。あとサブタイトル。
リーマンショックが起きる前に経済破綻の危機に気付いた男たちの実話を描く社会派ドラマ。
リーマンショックが起きた背景を知っていないと全然理解できないまま話が進む。
かく言う自分もその辺の知識に明るくなかったので、少し調べてから視聴した。
リーマンショックは、ご存知の通り大手投資銀行リーマンブラザーズの倒産により世界金融危機を招いた事象である。
その元凶はサブプライムローン問題。
サブプライムローンは低所得層に対する高金利な住宅ローンを指し、審査ナシでマイホームを持てると知った低所得層がどんどんローンを組んでいった。
当時は住宅バブルで住宅の価格が日々上がっていたので、ローンが払えなくても住宅を売れば大丈夫だと多くの者が過信していた。
しかしバブルが弾け住宅の価格が暴落すると、ローンの払えない人が続出、そこに関わる金融機関や投資家も大ダメージ。
ついには大手投資銀行のリーマンブラザーズが倒産、という流れである。
日に日にダメになっていくのを、神話を信じて見ないフリした結果が、多くの失業者を生んだ。
いつの時代も、おいしい話など無いのだ。
「なぜ罪の告白を?」「あれは違う、自慢だ」
のやり取りが好き。