抹茶マラカス

マネー・ショート 華麗なる大逆転の抹茶マラカスのレビュー・感想・評価

3.9
サプブライムローンを基にしたリーマンショックの陰でその破綻を見抜いていた人物たちによる大儲けの話。
経済学の用語が飛び交う中でユーモラスにシェフやバスタブ美女が解説するあたりは退屈しないように気を使ってくれてるのだろう。
どうしても既有知識の差が映画鑑賞時の感想の差になってしまうとは思うが、アメリカにとってリーマンショックはなぜ起きたのか、サプブライムローンとは何だったのかは常識だとも言えるかもしれない。
明確な悪として、癒着の為に格付けを下げない格付け会社や証券会社、金融制度を描いてこそいるが、人の人生の破綻に賭け、大儲けする彼らは決してヒーローではないし、ヒロイックに描いてもいない。無論悪でも無いと思うが。邦題の「華麗な大逆転」に漂う勧善懲悪感は捨て去るべきだろう。