二重生活の作品情報・感想・評価

「二重生活」に投稿された感想・評価

尾行という悪趣味にハマった女子大生のドロ沼人生劇かと思って観たら、何やら哲学的な?要素が含まれていたり、微妙な感触のエンディングだったりで、なんとも"不思議ちゃん"的な映画なのでありました。


大学院で哲学を学ぶ白石珠(門脇麦)は、ゲームデザイナーの卓也(菅田将暉)と同棲中。
満たされているようであり、でも、何かモヤモヤした日々を送っております。
ある日、修士論文のためにと、近所に住む会社員の石坂(長谷川博己)を対象に「哲学的尾行」を始め、それにのめり込んでいくというストーリーです。


----以下、ネタバレあります----



この映画見て思ったのは、つまるところ、あの子は論文を書き上げること、それと同時に尾行によって他人の秘密を知ることで、自分の心の奥底にある闇、モヤモヤを晴らすこと、とにかくそれを何よりも優先して動いていたっぽい。

そうした、言わばエゴと自己満足の塊みたいな行動が災いして、終わってみれば、結局残ったのは論文だけではないかと。

心の奥底の闇、モヤモヤが晴れたのか?は微妙、
彼氏にすら話さなかった秘密を吐露した長谷川さんからは「陳腐だなあ」となじられ、
慕っていた教授は自殺し(←これには直接的な責任は無い?)
彼氏には見捨てられ、
最後は1人寂しくアパートを出て行くことに。

つまりは因果応報というか自業自得ってとこなのですが、それにしてももうちょっと何とか出来なかったものかと...

エンディングの振り返った微笑み?が、これまた微妙。
ハッピーエンドでもない、かといって胸クソでもない、なんとも言えない気持ちになったのでした。


...ビルの隙間でなされている淫らな行為を、何度も往復してチラ見する姿には、
 麦ちゃんいくらなんでも見過ぎっ、
 それもう尾行じゃなくてただの覗きっ、
て突っ込み入れたくなったっぽい。そこはちょっと笑ってしまいましたw
門脇麦ちゃんのおっぱいとおしり
もつお

もつおの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

EGUMIのKIWAMIですなこれゎ。バクワラ
って感じ。
むちゃ面白かった。ひき込まれたしハラハラしたし、考えさせられる。
リリーフランキーの演技はやっぱりスゴイ。キレイだ。
奥さんを雇って、死にゆく母親を安心させる、それもまた二重生活な訳ですな〜。
おれは、病院に行って会話してるシーンで、あコレホントの奥さんじゃねぇなって気づいてたけどね。ドヤァ
あと珠が石垣さんに弁明してるシーン、居酒屋のところで、あコレはこの後アレだなって、すぐ気付いちゃったけどね。ドヤァ
でもなんで篠原先生は死んじゃったんだろう〜。前に進むことを辞めたって、事なんですかね〜。
まぁとにかく面白かった〜。
うめ

うめの感想・評価

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レンタル
こう

こうの感想・評価

4.0
簡単に言ったら他人を尾行する映画。
他人の秘密を知ることで満たされる自分。
ちょっとだけわかる気がするけど、やっぱり知らない方が良いね。
そうゆう欲がある人にオススメ。
俳優陣の演技力すげー、カメラワークすげーってなり、自然と引き込まれました。
TAKUTO

TAKUTOの感想・評価

4.2
大学院で哲学を専攻している女子学生(門脇麦)が主人公。
大学教授(リリー・フランキー)の勧めをきっかけとして卒論執筆の為に、適当に選んだ他人を尾行する生活を始める。

主人公の女子学生を中心として、他の登場人物の二人称・三人称の役割がリズム良く変わっていくのがとても面白かった。

現実とフィクションの狭間に位置するような絶妙なレベルの設定だった。想像力をすごく掻き立てられたので、とても楽しく見させてもらった。

本当の狂気を感じる時は、自分が身近だと思ってた人が、ふとした所で信じられないくらい自分と違っていた事を知った時かもしれないと思った。

門脇麦の、前半の尾行の仕方はあまりにも下手すぎる気がした…。だから、後半になって尾行スキルがレベルアップしてるのにはちょっと笑った。
レビュー見てなるほどねってなった
ay

ayの感想・評価

2.9
うーん。
尾行っていいよね。欲求のレベルで誰しもが持つものだと思う。参与観察であれば対象と観察者という区分が明確に分かれるのだが(参与観察の倫理として、客観性が薄れるために観察対象に肩入れし過ぎてはならないという原則がある)、尾行は少し異なる。接触を禁じ、一人孤独に行われるそれは、意識を集中させる対象との同化作用を却って深めるのではなかろうか。その証拠に、浮気や救急車に対してとても他人事とは思えない反応を示し、周囲からは不信がられ、大切であったものを失うこととなる。
また教授の代理妻も同様、正常異常の反転が二重に行われ、教授が尾行に励むというオチになる。
水野

水野の感想・評価

4.0
まるで自分がストーカーしているかのように錯覚させるカメラワークで緊張感を直に体験出来る。ドキドキ。

私も理由無き尾行始めようかな
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