つるみん

弁護人のつるみんのネタバレレビュー・内容・結末

弁護人(2013年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

1980年代初頭の韓国・釜山。売れっ子弁護士のソン・ウソクは、かつて世話になった食堂の店主から息子ジヌを助けてほしいと頼まれた。ある事件に巻き込まれて拘留されているという。面会に出向いたウソクは、そこで信じがたい光景を目にするのだが…………。
ノ・ムヒョン(盧武鉉)元大統領の弁護士時代の実話を映画化。高卒ながら司法試験に合格した主人公が、自らの信念を貫き通そうとする姿は感動的。

さすが韓国。さすがソン・ガンホ。
と言ったところでしょうか。もはや韓国映画は一捻りあるぞ!と斜に構えていたとしてもその上を軽々超えていく作品が多いから激アツですよね〜。

〝正義〟って何だろう。
またこれが韓国と北朝鮮の問題を露わにしている題材であるから思いの外リアリティ溢れる作品に仕上がっているんですよね。裁判のシーンで盛り上がったのはもちろん事実ではあるのだが、そこにいくまでの過程が濃厚だからこそソン・ガンホの怒りがここまで心に突き刺さるんです。
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