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東京無国籍少女のikoanのネタバレレビュー・内容・結末

東京無国籍少女(2015年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

清野菜名主演、押尾守監督の実写映画。
正直あまり面白くありませんでした。
最初から1時間以上続く、美術系の学園話。PTSDで始終幻聴が聞こえる主人公が周囲の生徒からイジメを受け、担任からも疎まれる話が、暗いピアノ曲とヘリコプターの爆音(幻聴?)をバックに延々と続きます。なんか凄くアニメの学園物っていう安っぽいシーンが妙にスローな演出で、1時間以上もかかっているのに大した情報量も無く、オチに繋がる伏線がそれ程あるわけでも無し、何かを暗示している様な思わせぶりなシーンもあるものの、オチが酷くてがっかりです。例えば、主人公が制作に没頭する意味不明のオブジェ、迷彩服の兵隊に犯されるシーン、ヌードデッサンのモデル、時々起きる地震。落ちを見てちょっと拍子抜け。
食事と言えばリンゴだけで弱っていた主人公が与えられる軍の携行食。貪る様に食べる主人公。復活?と思っていたら、迷彩服の兵隊にレイプされる自分を助け、変な仮面を付けた兵隊を次々倒す主人公。突然の展開に唖然としていたら。なんと夢落ち!
作り手側も観る側も時間の無駄だったのでは?と思ってしまいました。
押井監督は1万人の人に見られるより、100人の人に100回ずつ見て欲しい。みたいな事を宣っておられるようですが、私はこれを何度も観る気にはなりませんでした。
押井監督ファンには申し訳ありませんが、私にはダメでした。
ただ、清野菜名が復活の為貪り食べるシーンはちょっと惹かれました。どんな映画にも観るべき物があるもんですね!
押井監督のイノセンスは凄い映像で圧倒させられました。実写では予算なさ過ぎでいいものは難しいのでしょうね。ちょっと残念!