最愛の子の作品情報・感想・評価

「最愛の子」に投稿された感想・評価

xi

xiの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます


実話をもとにした話です。
中国では日常茶飯事に子供の誘拐、人身売買が行われる。
離婚した夫婦が週に1度息子のために顔をあわす。
ある日息子が誘拐され元夫婦が3年間あらゆる方法で息子を探していきます。
その中で自分の子供を捜す人たちと繋がり悲しみや怒りを共有していく。
こういう団体が当たり前にあることも日本ではあまり馴染みがありません。

そしてやっとの思いで息子を見つけ出すが息子はもう自分のことを親だとは認識しておらず、1番憎みたい人が息子にとっての母親だったのです。

子供にとっての3年はとても大きく、正直子供の立場になってみると、助けるために息子を担いでいく主人公をみた時どっちが誘拐犯なのだと思いました。

しかし育ててきた女もまた、自分の旦那に誘拐された子だとは知りませんでした。
息子だと思い愛情を注いできた。
それは紛れもない自分の子供なのです。

子供をさがす。諦めず、だから新しい子は産まない。そうかがけてきた団体のリーダーはある日子供を身籠り産むことにするがそのためには一人っ子政策の闇である消えた子供の死亡届が必要だった。
あの子は見つかっていないし死体すらないのに新しい子を産むためには必要な届けだった。
この政策が完全に廃止されたのはまだ去年の話なのかと思うと恐怖を覚えます。

すごくすごく難しいテーマだと思いましたし、エンディングで実際の家族の映像が出されますがなんともいえない気持ちになりました。
憎みたい人は子供をしっかり愛していたことを実の夫婦が見ているその光景は本当にしんどい光景でした。
第71回ベネチア国際映画祭や第39回トロント国際映画祭に出品された、実話がベースのミステリードラマ。3歳の息子が失踪し、その3年後に他人の子として育てられていた彼と再会した両親の葛藤や苦悩を見つめる。メガホンを取るのは、『捜査官X』などのピーター・チャン。『画皮 あやかしの恋』などのヴィッキー・チャオ、『西遊記 ~はじまりのはじまり~』などのホアン・ボーらが顔をそろえる。生みの親、育ての親、それぞれの愛について問い掛ける。
中国、深圳。その市街地で、3歳になる男児ポンポンが姿を消してしまう。死に物狂いで愛する息子を捜し出そうと、警察に捜索を訴え、インターネットを通じて消息に関する情報を集める両親だったが、息子と会うことはかなわない。それから3年後。後悔の念と罪の意識を抱えながら捜索を続ける二人は、ついに中国北部の村で生活していた彼と再会。6歳になった息子を連れ戻そうとするが、育ての親から離れたくないと激しく拒まれてしまう。
正に中国社会の闇を見た気がした。一人っ子政策、急激な経済成長、格差社会、人身売買組織の拡大など上げればきりが無いが…中国では普通に子育てする事がどれだけ大変か。途中から何が正義か分からなくなる展開に見ててつかれる。
誘拐犯の妻が少林サッカーのヒロインだったのにはびっくりした
かなり観てよかったと思える映画
Chie

Chieの感想・評価

3.6
中国の現状は、あんまり知らないから最初はのめり込めなかったけど、最後にいけばいくほど、どちらの親の気持ちも痛いほどよくわかった。
誘拐犯の妻が息子に会いにきてみんなに殴られ、力なく崩れ落ちるところ、辛すぎる。
あとは、本当の父にアレルギーだから、、って伝えるところ。
紛れもなく母だったんだなあと。

どっちが悪いとかではなく、こんなことが今でも起こってしまう、国の仕組みに対して苛立ちを感じた。
しっかりせえ!!!!
日本と全然違う誘拐、人身売買、一人っ子政策、経済格差といった中国社会の闇を感じた。実母と育てた母どちらの気持ちもわかるからつらかった。
中国の実情はまだまだこうなんですかね。捨て子ってただ迷子になってるだけではないの?日本人と違って手が出やすいのも分かった。登場人物を役名でなく顔で覚えてたのでエンディングの実話シーンが誰が誰だか分かりづらかったわ。

ジーファンが卓球の愛ちゃんの幼い頃に似てて可愛い。少林サッカー以来のビッキーチャオは髪型がカツラに見えるけど地毛かなぁ??元女優の登山家に似てますね。

このレビューはネタバレを含みます


中国だけではない 米国、日本、東南アジアと幼児誘拐で連れ去られた子供は誘拐組織に生きたまま臓器を取り、そうでない子供達を売買することで金儲けする財閥クリントン財団粛清に入るといいのだが!


ここ最近になってそういう組織があるという事があがり始め
米国カリフォルニア州のディズニーランドでの幼児誘拐が発覚し、親がランド内を必死になって探していたら子供を発見し通報していた。連れされずに済んだ子ども

ほんと親は子供が行方不明になると居ても経ってもいられない心境になる
映画でも他の親の子供になってる自分の我が子の親権問題の話もあったりと詳細に描いている映画で良かったですね!

見ようと思ってたらオンデマンド配信されてて見れて良かった!
Emigon

Emigonの感想・評価

3.8
中国にはまだ子供の誘拐が残っているというから驚き。田舎と都会の格差や土地の広大さ、仕方ないと片付けてしまえばお終いだが見つからない子もいる。

この映画は誘拐犯の家族、子供を誘拐された側の側面からも考えさせてくれる。これが実話だというから驚き。どちらも子供を愛しているということに変わりはないから難しい問題。
koshijin

koshijinの感想・評価

4.0
想像以上に複雑で絡み合った問題がこの映画の背景に潜んでいる。役者一人ひとりの演技も素晴らしかった。
>|