えむ

ジーザス・クライスト・スーパースターのえむのレビュー・感想・評価

3.8
そうか、この作品、(レンタルだけど)配信で観られるようになったんだ…ということを知ったのでレビュー。

楽曲はかなり有名なので詳しいことはもう言いませんが…

トリビア的なことを言うと、もともとこの『ジーザス・クライスト・スーパースター』はミュージカル作品なのではなく、若かりし頃のアンドリュー・ロイド・ウェバーのロックアルバムが1番最初。
そしてそのオリジナルアルバムでは、ディープ・パープルのイアン・ギランがジーザスです。

で、それを元にミュージカル作品にしたのが皆さんが思い浮かべるであろう舞台版で、さらにそのミュージカルのストーリー展開を元に映像版をつくったのがコレってことになります。

アルバムから舞台化の話が来た時に、まだ若いロイド・ウェバー氏、著作権やら演出についての制約とかそういうことがよく分からなかったがために、そこから際限なく好き勝手に色々な演出で舞台化あるいは映像化がされることになってしまい、中にはなかなかのトンデモ演出のものもあったりします。

ストリートギャングみたいなジーザスまでいるし 笑

そんな中、この映像化は、ある意味1番オーソドックスで聖書らしいジーザスなんですよね〜

そして私の中では、テッド・二ーリーは永遠のベストジーザスなので、そういう意味でこの映像バージョンは結構好きなのです。
安心感ある。

以前は観たくてもYouTubeとかでブツ切れで誰かがアップしてくれた荒い画像を観るしか無かったので、ちょっと嬉しい。

というわけで、ジーザス初心者さんや、『もっとも基本的でオーソドックスなジーザス・クライスト・スーパースター』を観てみたい人は、このバージョンから入るのが無難だと思います。

楽曲はもう、間違いないしね。
えむ

えむ