もやマン

ザ・アウトローのもやマンのレビュー・感想・評価

ザ・アウトロー(2018年製作の映画)
3.0
ジェラルドバトラー目当てで観たけど、パブロシュレイバーという役者が素晴らしかった。この映画で知りました。
よかったのは彼だけだった。


ガンアクションに重きを置くなら、もっとガンアクションを目立たせてもいいし、オーシャンズ11みたいなオチもいらないかなって思った。


ジェラルドバトラーへの共感が足りないままラストの銃撃戦に入ってしまって、緊張感がなかった。

銃撃戦での緊張感というと、最近だとテイラーシェリダンは別格な気がする。
ボーダーライン2作とウィンドリバー、最後の追跡等、ストーリー展開と人物への共感、映画のリズムがうまく、大事なシーンで緊張感が生まれる。


この映画では、最初の銃撃戦で、視聴者がこの映画はどういう映画なのかを把握したはず。
にもかかわらず、そこからはドラマのない話が長く、個性もなく、主人公たちへの感情移入も出来ずにラストへ。

ラストもたしかに激しい銃撃戦だが、その肝心のシーンにドキドキ興奮することができなかった。

そしたら、なんかヘンテコリンでありがちなオチも用意されていて、「なにを見せられてるのか私は」状態に。

そういう意味では、今さらな映画だった。
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