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たかが世界の終わりのIZVVのレビュー・感想・評価

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)
3.7
テーマは「家族愛」であるのは違いないが、過去作マイマザー、マミーと比較すると母と子と、そこに兄妹が加わる事により、更に心理描写の複雑さを感じた。
母(ナタリー・バイ)との会話が今回も心に突き刺さった。
兄のアントワーヌ(ヴァンサン・カッセル)の理不尽で無神経な発言や言動、それらとは裏腹の愛情を感じたが、なんて不憫な生き方なのだろうかと、思わず親族を重ねてしまった。
ラストシーンでタイトルの意味に納得。
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