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たかが世界の終わりのkamのレビュー・感想・評価

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)
4.0
グザヴィエ・ドゥランならではのおしゃれでカッコいい映像がオープニングから唸らせてくれます。

ざっくりは次男である主人公ルイが自分の死を告げるために12年ぶりに実家に帰るお話。

母、兄、弟(ルイ主人公)、妹の血の繋がりのある家族たちのお互いのコンプレックスや、家族だからこそ切れない縁、何していても気になるし、イライラする感じがすごく分かる!兄が自由で頭脳明晰な弟にジェラシーを感じる、母は子供の思想を理解できなくても、愛している。

兄の嫁が家族の中では異端で、最初はルイの唯一の理解者になるのかと思ったけど、ただの空気の読めない女で…でも物語の中では特殊な立ち位置でいい味出してます。
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