TAMAKI

たかが世界の終わりのTAMAKIのレビュー・感想・評価

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)
2.1
誰も救われない、悲しすぎる話。ドラン監督は家族間の不和や崩壊を描くのがうまい。

ドラン監督の作品を観るのはこれで3作品目だけど、今回は正直、うーん…って感じだった。

ケンカする以外には特に何も起きない会話劇なので、途中で少し眠くなった。

ただ、音楽の使い方と映像の美しさ、撮り方のセンスはピカイチ。

この話は、ルイの目線で見るとアントワーヌに対してイライラするけど、逆にアントワーヌの目線でこのストーリーを見返すと、彼の気持ちもよくわかるなあと思った。
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