このレビューはネタバレを含みます
「たかが世界の終わり」
ルイの死が家族の中で受け入れられることはない。見終わった後呆然としてしまった。
音楽の使い方がとても好きだった。
強烈に焼き付く台詞が多く、何度も思い返した。うろ覚えでメモしたのが残っていたので載せる。
あなたのことを愛していない?
理解できない?
その通りよ
理解できない
けれど愛している
この愛を奪うことは誰にもできない
昔の家を見たいな。
興味なんてない
兄さんなら分かるはず
俺は特別だと話しておけば丸め込めるとでも?空港でコーヒーを飲んだ。雑誌でも読んでいたんだろう。本当は早く来れた筈なのにゆっくりしていた?俺にとってはまったくどうでもいい。本当のことを話せよ。そんなどうでもいいことを伝えるために帰ったのか。お前は俺のことなんてどうでもいいんだ。くだらない演出 俺を巻き込むな。
嘘でもいいから家に来るように呼んでやって。
長男として縛り付けられている。あなたの許可を待っているのよ。家のことを決めるのは生まれた順ではない。美しさ、稼ぎ、才能……そういうものなのよ。