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たかが世界の終わりののらシネマのレビュー・感想・評価

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)
4.0
自らの死を打ち明けるために12年ぶりに家族のもとへ帰ってきた青年と、その家族の物語。

冒頭の歌詞から、家への不穏なイメージが打ち寄せてくる。ドアもなく鍵もない、盗むようなものもない、牢獄のような我が家。

理解されないことへの諦めも葛藤も執着も後悔も希望も、すべてが生々しく感じた。

「理解できない。でも愛してる。」
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