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屍者の帝国の63のレビュー・感想・評価

屍者の帝国(2015年製作の映画)
3.5
『屍者の帝国』原作の大胆な設定変更と潔い添削取捨が成功。友情を軸にする事で目的意識が明確になり、各国の文化的差異で景観が変移して飽きない。カラマーゾフの虚無感、大里化学での大立ち回り、終盤のロンドン塔は読書時の空想図を遥かに凌駕。エンドロールにフライデーの語りを絡める演出も巧い。
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