にく

サベイランスのにくのレビュー・感想・評価

サベイランス(2008年製作の映画)
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『サベイランス』。「藪の中」式推理劇として始まる本作は、だが証言者各々の主観を併置することを早々に放棄し、各証言者を監視するカメラ達の存在をも途中で忘れてしまう。結局、事件を「客観的」に見張る映像は初めから一つしか存在せず、無垢な少女=リンチのみがこれを恣意的に編集する力を持つ。
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