インドでタブー視されている障がい者の性や恋愛をテーマに描いたヒューマンドラマ。
カルキ・ケクランが自己肯定感の低い脳性麻痺の女性を演じ、自身と向き合い、自信をつけていく。
公開当時、インドでは同性愛が罪とされていたこともこの作品の付加価値をつける。
『オアシス』のムン・ソリ然り、『サヨナラの代わりに』のヒラリー・スワンク然り、『シェイプ・オブ・ウォーター』のサリー・ホーキンス然り。
本作『マルガリータで乾杯を!』のカルキ・ケクランも演技が光る。
健常者が障害者を演じることの意義というものを考える一つの作品だと言えるだろう。