ぜにげば

ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪の超魔神 フーパのぜにげばのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

うぉぉぉ!!伝説のギガギガフンフンだ!!

LEGENDSをプレイした後だから、正直今作のアルセウスはあんまり神々しくないなと思ってしまった。
でもアルセウスのペンダントはLEGENDSのお守りとかにそっくりでちょっと興奮した。
サトシが見覚えあるって言ってたから、シンオウ三部作の続きとも捉えられるような匂わせをしてるね。

伝説のポケモンがいっぱい出るのは普通に見てて楽しいな。
ウォーグルが出たのもなんかちょっと気になる。

ピカチュウの群れの中から直ぐに見分けるサトシたまらんわ。

声優さんに関しても今までで一番当たりだな。藤原竜也上手いし、しょこたんもいいポジションだし、山寺宏一は明らかにジーニー意識してる。

設定部分も、フーパがリングを通れないって言うたった一つの設定が、能力を便利すぎないものにしていてすごく良かった。
アイデアだねぇ。

ただストーリーに関してはちょっと変だなと思うところもある。
フーパって例えるなら魔人ブウなんだけど、魔人ブウは最終的に善だけが残ってたけど、フーパは結局悪い部分も残ってるし、「悪の部分が悪さをしたんだよ」みたいな責任を負わせる話でもなかったから、「じゃあフーパのこと許しちゃダメじゃない?」ってなっちゃう。
最初にエスカレートして破壊の限りを尽くしたのはフーパ自身だからなぁ。

ツッコミどころとしては、最後空間が変になったのにパルキアが無力だったこと。
アルセウス様の手を煩わせてなにやってんの笑

メガシンカとか新しい要素もあって、俺の世代の怪獣映画がない時代に怪獣映画の役をになってたポケモン映画が、今作で帰ってきたって感じだった。

最近今作以来の色違いアルセウスも解禁されたし、今作へのヘイトも緩和されたんじゃなかろうか。

ここんとこポケモン映画面白くないの連続だったけど、今作は割とすきかなぁー。
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