旅の途中で「あらゆるものを取り出すことができるリング」を持つ幻のポケモン、フーパと出会ったサトシとピカチュウ達一行は砂漠の街「デセルシティ」にたどり着いたのだが「いましめのツボ」の封印が解かれてしまい、フーパの本来の姿である超フーパが邪気をまとい大暴れするお話。
今年のポケモンは当たりでしたね!
久々にポケモンの劇場鑑賞ということでかなりテンションが上がっていたのか、普通に楽しめてしまいましたよ。
今作の見どころは過去の劇場版「ポケモン」シリーズに登場した伝説のポケモン達が戦いを繰り広げるところ。
マーベルといい仮面ライダーといい戦隊ヒーローといい、こういうの最近流行ってるんですかね⁇
でもやっぱり馴染みのキャラクターが一堂に会する展開はかなり燃えましたよ。
フーパの「あらゆるものを取り出すことができるリング」のおかげでどこからともなく伝説のポケモンがやって来ます。
いきなり戦場に連れて来られていきなり戦わせるなんてなかなか酷いお話なような気もしないでもないですが、まぁ細かいことはいいでしょう♪
伝説のポケモン達が繰り広げる壮絶なバトルシーンは圧巻でした!
大画面いっぱいに迫り来るド派手な技の応酬はテンションが上がりましたよ。
そろそろポケモンも3D上映を始めてもいいんじゃないかと思うほど迫力があったんじゃないですかね。
サトシ達の味方に付く伝説のポケモンはルギア、黒いレックウザ、ラティオス&ラティアス。
敵である伝説のポケモンはグラードン&カイオーガ、レシラム&ゼクロム、ギラティナ、キュレム。
どう考えてもサトシ達の方が不利なんだけど、サトシのカリスマ性が凄いのかサトシの指示をおとなしく聞いてしまう伝説のポケモン達が頑張ってくれるおかげでかなりいい勝負をしてくれていました。伝説のポケモンのメガシンカはめちゃくちゃカッコ良かったです。
特にメガシンカしたメガレックウザの荘厳さは異常でしたね。
ただ、メガラティオスとメガラティアスの区別が付かなくて少し焦りました(~_~;)
あと、超フーパのキャラ設定も結構好きでした。
フーパと一体化するために、街中を逃げ回るサトシとフーパを追いかけるんですが、これがなかなか不気味で怖かったです。
どこからともなくリングが現れて巨大な超フーパが襲いかかって来る姿はなかなか衝撃的でしたよ。
伝説のポケモンが集まったことで起こるある出来事はなかなかのこじ付けではありますがそこはご愛嬌。面白かったと思います!
藤原竜也が演じた「いましめのツボ」を発見した青年バルザはいつものごとく藤原竜也だったけど、なんだかんだ言ってもいい味出してたし、サトシ達に甘えるフーパは超絶可愛いし、ルギアの扱いはあまりにも不憫で唖然としたものの間違いなくここ数年のポケモン映画の中では一番楽しめました。
夏休みはお子様と一緒に楽しめるポケモン映画で決まり!!!
2015-88