観てよかった。
闘病もので事実ものって決して観る前に心踊るものではないので、公開してからかなり経ってから観ることになりました。
こういう病気が世の中にあるんだ、という事をとても丁寧に描き出していて、症状が悪化していく過程は恐ろしくて画面から目を背けたくなりました。
自分や家族がこの病気になったらと思うとゾッとします。
エクソシストの元ネタとなった病気らしく、主人公が徐々に社会や家族に適応できなくなっていく様はツラい。
でも、本作ではその病気について広く世に知らしめるという面で、映画というツールを使って実話を映像化する意味を感じました。
そして、久しぶりにクロエの演技を堪能!
この子、可愛いし綺麗だし演技も上手なのに作品選びがイマイチで、『キック・アス』以降代表作に巡り合えていない印象。
興行的にはあれかもだけど、質としては代表作といっていいのではと♪