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彼女が目覚めるその日までのデイのレビュー・感想・評価

彼女が目覚めるその日まで(2016年製作の映画)
3.3
女優が役を食っちゃう(逆かな?)って、こういう事なんだなー。とシミジミ思いました。

この役はクロエでは無いほうが良かったと思うのです。

撮影当時まだ16〜17歳ぐらいであっただろうクロエ。

21歳のニューヨークポストで働く女性。
カレシもいて、両親は離婚していてお互いに新しいパートナーもいるけれど、両親の関係も良好。
しかも、お金持ち。

幸せに生きて来た"普通"の21歳の女性スザンナ。
この"普通"がなかなか難しいと思うのです。

幸せに生きて来たスザンナがある病いにおかされてしまう。
でも、なかなか発見が難しい難病だった…。

実話からの小説化(新聞のコラムからの)からの映画化なので、映画の内容は何も言うことはありませんが
どうしても、クロエグレースモレッツが前面に出てしまっていたかなー…。

エクソシスト張りの病気の発作のシーン等、頑張って演じていましたが、どうしても、クロエ…が前に来てしまう。

クロエはたくさんの映画に出ているけれど、やはり似合う役と似合わない役ってあるのですよね。
まだ22歳だもの。背伸びせずに、まだまだ輝き続ける"これからの"女優さんだと思います。

ママ役がキャリーアンモスなんだもの!!美しい…。
職場のボスや同僚のマーゴ好きなキャラでした。
カレシ役のトーマスマン(僕とアールと…」等)の影が薄かったなー。

にしても、発見が難しい病気だと、誤診に繋がるし、絶対に違う!!と診察したドクターの言葉を信じず、頑張った両親。

良いドクターに出会えて良かった。
もし、そのドクターがいなければ…彼女はどうなっていたのでしょうね…。

病名が映画を観てるこちら側にも最後まで、分からず…
クロエ演じるスザンナの具合が悪くなっちゃうシーン。
メマイみたいな?…が観てる私まで具合悪くなる作り💦
見事に画面酔いしたのであります!
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