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彼女が目覚めるその日までのFHTのレビュー・感想・評価

彼女が目覚めるその日まで(2016年製作の映画)
3.1
割と身近にある神経症とか突然の発作とか、その病状を抱えている人と知っていればうまく接してあげられるんだけど、知らなかった場合、恐らく奇妙な人として認識してしまうだろう。

突然の発狂とか顔を歪めたり睨んだり大声で笑い叫んだり、これは全て発作なんだって事を理解してなかったら変な目で見てしまうだろう。

どこかのドキュメンタリー番組でそういう障害を持った人がピックアップされていた。

突然の発作は自分で頑張って抑えても抑えても止まらない。
その度に変な目で見られる。
そんな病と向き合い闘う人を知っていた為、この作品も割と入り込めた。

が、どうもキャストの多さと協調性のなさからセリフがセリフっぽく聞こえてしまったり、ストーリーの思惑が見えなかったり。
軸がないままラストを迎える事で軸が定まる作りになっていて良いんだけど、それだったらもう少し短くても良かったかなぁという印象。


クロエちゃんがただただ美しい映画リストに入りました。
表情の変化が分かりやすい女優さんだよね。
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