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500ページの夢の束のragiiのレビュー・感想・評価

500ページの夢の束(2017年製作の映画)
3.9
楽しみにしてた作品の1つ

自閉症を抱えるウェンディはスタートレックの知識は誰にも負けないトレッキー。そんな彼女の唯一の楽しみは自分なりの脚本を書くこと。ある時スタートレックの脚本コンテストがあることを知り、応募しようとしたが、郵送では締め切りに間に合わないと知り、直接届けようとする…。 設定はちょっとした既視感は感じるものの、脚本が丁寧で仕上がり自体はとてもフレッシュ!

異星人とのハーフで感情に手こずっているスポックと、自閉症を抱えているウェンディがリンクしていて、ウェンディがスタートレックを好きなことにも考えを走らせる。

ロスを目指すロードムービー調で、様々な障害や人との出会いで成長するまっすぐなウェンディに好感が持てて、温かい気持ちにさせられます。

スタートレック自体は超基礎的な知識が無くて、ほぼ知らない同然だけど全然楽しめました。

でも邦題がなー500ページじゃなくて427ページだったし…原題じゃ伝わりにくいだろうけど…
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