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500ページの夢の束のwoosのレビュー・感想・評価

500ページの夢の束(2017年製作の映画)
4.4
新宿ピカデリーにて字幕版を鑑賞。
2018年新作劇場鑑賞75作目。
客席は7割くらい。
テーマ「未知への挑戦」

[全体として]
ファニング姉妹はエル派なのだが、ダコタ派に転びそうである。なんてどうでも良い事を書いていたらトレッキーの人に怒られそうだ。
この映画自体、まったくもって小さい物語なのだが、未知への挑戦や登場人物の成長、人間は分かり合う事ができるし、問題は乗り越えられるという、スタートレックと全く同じテーマの物語だと思う。
スタートレックもある意味ロードムービーだし。

[良かったところ]
登場人物がぶつかり合って、そして互いを理解し、成長して行く姿がしっかり描かれている。特にウェンディが中盤ある事を躊躇して出来ないのだが、ラストでそれが出来る様になるところは、気がつくと号泣していた。
あと、予告編にもあった警官のとある行動も良かったのだがこのシーンに関しては後述する。
そして、チワワがとても可愛い。

[気になったところ]
スタートレック絡みの話が多いので、どうしても、ある程度スタートレックの知識があった方が楽しめると思う。まあなくても楽しめると思うけど。アメリカは死ぬほど再放送してるから、結構一般の人でも知識あったりするんだろうな。。
前述の警官のシーンに関して、とても良いシーンなので、予告編に入れるべきではないと思う。なので、この映画をこれから観ようと思っている人は予告編を見ない方がいいと思う。

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またスタートレックが観たくなるような、何かに挑戦したくなるような作品でした。
オススメです!
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