きっとウェンディは、気づいたときにはスポックと自分を重ねて、そしてお姉ちゃんを愛したようにカーク船長を彼女に重ねた。
ゆっくりと、そしてひっそりと流れてたその愛とウェンディの情熱に、わたしは恋をした。
彼女の紡ぐ物語は、彼女の願い。それは光のように強く、そして果てしない。
生きづらさと一緒に、神さまは彼女に美しい言葉の束を授けた。
青と白の縞々のセーターでルビーを抱いたのは、キラキラした太陽の下。
その健やかな煌めきに、わたしは涙した。
Please stand by...おまじないのように、わたしも繰り返す。
彼女がルビー以外も、その腕に抱けるように。