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500ページの夢の束のレクのレビュー・感想・評価

500ページの夢の束(2017年製作の映画)
3.5
自閉症で癇癪を起こして感情的になり、他人とのコミュニケーションが苦手。
一週間、毎日、決められた日常を繰り返す彼女は自身が執筆した脚本を届けるために人生を変える大きな一歩を踏み出す。
感情に手こずりながら人々や社会への関わりを通して自らの殻を破る成長譚。

大切な誰かに自分自身を、自分の好きなものを知ってもらう。
一見、簡単なようだが上手くいかない場合だってある。
ひたむきに真っ直ぐに、ロードムービーを介して伝え、描かれる。
そして、ウェンディ自身もひと周りもふた周りも大きく成長していく。
勇気を貰える良い作品だ。
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