えいがうるふ

500ページの夢の束のえいがうるふのネタバレレビュー・内容・結末

500ページの夢の束(2017年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

普段はものすごく狭い閉じた世界でしか生きられない心の弱さを抱えた子も、大好きなものの為なら周囲が驚愕するほどの行動力を発揮して思い切った冒険にも出ていける。まさに我が子がそんなタイプなので、どうも他人事に思えず母目線で見守るように観てしまった。
外の世界のストレスに怯えきり追い詰められたウェンディが、グリンゴン語で話しかけられたあの瞬間どれほど安堵したことだろうと思うと、見てるこっちがホッとするあまり涙が出た。
スター・トレックについてはほとんど知らないが、作中ところどころで語られるウェンディの脚本の内容を想像しただけでもかなり興味を惹かれた。もともと好きな人ならなおさら膝を打つことだろう。