彼の著書『泥棒日記』を見ても思いましたがジャンジュネはやっぱりおかしいと確信しました。
映画としては、ジャンヌの演技、詩的な森や村の美しさ、いい部分はあります。
だけど、本当に動物を殺している事だけ…
最近、ロミー・シュナイダーが一番お気に入りになる。今作の頃にやっとロミーは復活してくるか。要は、完全にこの時期、ジャンヌ・モローがフランス女優を引っ張っていたから、私にロミーは必要なかったと。
どん…
「〜作家ジャン・ジュネの作品にしてはわかりがよく、またジャンヌ・モローがジュネの人物にははまり役だったことから、ここには悪魔と神が同居し、その混沌のなかで悪魔が神を凌いで凱歌をあげるさま、つまり人間…
>>続きを読む都会から田舎に赴任してきた、プライド高き女教師の欲求解消の話。村民から慕われつつも、気高き女性を演じ続ける。そこに生じたズレと、抑えきれぬ欲求、傷つけられたプライドが、彼女を間違った方へ導く。閉鎖的…
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近頃何者かによって放火や水害、牛などの家畜が死ぬ事件が多発する村。警察は犯人を探すものの手がかりは見つからない。村人達はイタリアからやって来たよそ者であるマヌーが犯人ではと疑うが本当の犯人は皆から…
いじわるでえっちであることとその気高きこと。すごくすきとすごくきらいが簡単にグラグラになるならやっぱりこれくらい最強の女じゃないとね。少年は唾を吐いたけど、少年ですらやっぱり最強の女には敵わないんだ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
救いのない暗い静かな映画。
村の閉鎖性による外国人差別、独身女性差別、嫉妬、姦通などが断片的に示唆されるのだが、肝心の犯罪の動機や、二人が恋に落ちる理由などは、よく頭で理解できない。
マドモワゼル…
★★★liked it
『マドモアゼル』 トニー・リチャードソン監督
Mademoiselle
淀川長治さんが年度ベストに選んでる
町山さんもオールタイムベストのひとつに
「人間観、世界観を変え…
デュラス×モロー×田舎映画とかいう猛烈に水が合いすぎるヤツ。イギリスの農村にモローの部屋だけそこはフランスの素敵さと鏡だらけの悲哀。マドモアゼル~とかちやほやされてるのに、パリでは普通のオンナのくせ…
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