実際にあった人民寺院事件をモチーフに
カルト教団の集団自殺を描いた作品。
POV形式で撮影された映像は臨場感が抜群でドキュメンタリーを観ている様なリアリティーが感じられました。
静かに蔓延していく狂気がたまりません。
その分しょうがないのだろうけど、
ドラマ性が少し薄かったかなあ。
もうちょっとカルト教団の背景や信者達について描かれていると嬉しかったかも。
イーライ・ロスが製作に加わっているという事だけど、描写的にも若干大人しめ。
それがまた現実っぽいんだけども。
でもまあ、なんだかんだ言いながらも結構好きな作品でした!
POVにおける圧倒的な臨場感。
いろんな疑似体験数あれど、
集団自殺現場の疑似体験なかなか出来るもんじゃございません。