サクラメント 死の楽園の作品情報・感想・評価 - 4ページ目

「サクラメント 死の楽園」に投稿された感想・評価

実際に起きた人民寺院の事件をベースにしたPoV作品。

一見平和な雰囲気から徐々に不気味な様相を呈していくこの感覚はPoVの醍醐味の一つだと思います。

PoV特有の「これ誰が撮ってるんだよ」みたいな粗も無く、映画本編に違和感無く整合性を持たせていて全編PoVとして良い出来だったなと感じました。

またこんな映画が見たいと思える良作でした。

このレビューはネタバレを含みます

寝る前に観なきゃよかった……
カルト教団モノと聞いて大体予想する通りの展開 でもやっぱり女の子にメモ渡されるシーンはドキドキ 何となくあそこの撮影クルーの反応が好きというか、職業柄こういう展開を想像していたような少しの冷静さが妙にリアルで良かった
集団自殺シーンは本当に嫌ーな気持ちになる……何だかんだけっこう多くの信者は死を望んでいなかったじゃんね……ていうか妹!お前自分で兄ちゃん殺っといて何で全部失った悲しい着火になるんだ!
イーライロスと聞いてヘリのシーン観るとどうしてもグリーンインフェルノの例の墜落とかプロペラとか唐突の矢とか思い出しちゃう
記録。
割と面白かった。
けど、実話の方がスケールがでかいという。
突撃取材を信条とするVICE社のレポーターであるサムとカメラマンのジェイクは、パトリックという男性が妹から受け取った手紙を基に、「ファーザー」と呼ばれる人物が率いる共同体に乗り込む。その村は一見穏やかに見えたが、ある晩に少女から手紙を渡された。

人民寺院による視察団殺害及び集団自殺を基にした本作は、まるで実際の事件の中に入り込んだような臨場感がある…が、それ以上のものではない。実際の事件を現代に移して小規模にしただけだ。それでもそれなりに見れるものにはなっているが、もう少し現代的なギミックがあってもよかったと思う。
‪突撃潜入取材が売りのVICE社に勤めるサムは、カメラマンのパトリックから相談を受ける。その内容は、更生サークルに参加しているドラッグ中毒の妹からの手紙が不審だというものだった。彼らがその手紙に書かれていた番号に電話をすると、妹は既に海外の「教区」へ向かったと言われ、後を追う事にする。‬
紫色部

紫色部の感想・評価

2.5
2018.10.28 GYAO!

惨劇が朝に起こるのが良い。あと10分短ければ…
実際に存在したカルト教団"人民寺院"の914人集団自殺を元に作られた映画。山奥に開拓された"エデン教区"へ妹の救出&取材をしに行く一行。そこは宗教に縛られる様子もなく皆幸せそうに暮らしていた。しかしその裏では…って話

あっという間の100分でした。テンポが良いから飽きずに見られます。それと苦手なPOV映画でしたが、TVの取材なのでPOVだとか関係無く普通に見れました。それくらい自然なPOV。一点気になったのは、実際の自殺の10分の1程度の規模だったこと。それでも100人近く同時自殺するのでなかなか凄いんですけどね。やっぱ宗教怖いなぁ…。なかなかいい映画でした。
kiko

kikoの感想・評価

3.4
900人以上が自殺、惨殺によってカルト教団に殺された史上稀に見る実話。個人的に宗教に入れこめることができる人は疑うことを知らないピュアな人達なのねと。逃げだしたいと思っても監視され逃げられない恐怖は計り知れない。
この集団自殺のうち、子供が200人以上含まれていたそうで‥。子は親を選べない。
[キャラ][脚本][テーマ][演出][世界観]
3 3 3 3 3
エデン教区と言われる 集落に潜入取材しに行った男たち。そこは”お父様”と崇められる男がいる、慈愛に満ちた場所だった。しかし、次第に状況がおかしくなっていき、、というモキュメンタリー作品。実際にあった事件がもとになってるので、胸糞で不気味😭
shoichiABE

shoichiABEの感想・評価

2.5
この映画の元は、1978年に起きたカルト教団「人民寺院」による集団自殺事件。

約900人の死者を出し、その内300人が自殺を強要された悲惨な事件だ。
しかも、教団の村から抜けようとした信者と、それを手助けした視察団が空港で信者たちに襲われ、議員を含む視察団5名が亡くなったというのも恐ろしい。

Wikipediaの『人民寺院』のページには、集団自殺時の録音テープ『死のテープ』が残っている。
なんでも公開される時代なんですね。

この惨劇は9.11の同時多発テロが起きるまで、故殺(意図的に人を殺すこと)としてアメリカ内で最も被害者を出した事件となっていたらしく、事件の大きさを物語っている。

そんな、あまりにも凄まじい惨劇を元にした本作は、取材陣が教団の村に取材をしに行くというスタイルで始まる。
そのメディアが、潜入取材を得意とするVICEというのが、現代的で面白い。

だけど作品では、教団の闇が上手く描けてなくて、あんまり怖くない。
怖くないのに突然、集団自殺が始まるのだから、なんだろうなぁって消化不全を起こしてしまう。

あと、本作のほとんどが潜入したVICEのカメラで映されるという主観ショットで作られている。
正直なところ、メディアが1日中、何でもかんでもカメラに収めてるわけではないので、そこで違和感を感じてしまう。
『なんでここでカメラ撮ってるの?』みたいなシーンが何回もあって、作品を構成するために、主観にしてるのが伝わってきて、とても萎える。
リアリティってすごく大事なのに。

同じく主観ショットで作られた映画といえば『ブレアウィッチプロジェクト』が有名だけど、あれはストーリーが飛びすぎるんだけど、逆にそれがリアルで良かった。

で、もう一個萎えるのが、血糊が雑すぎる。
オレンジ色の血糊ってハッキリ分かる。
なぜオレンジ?
あと、銃で2発撃たれたくらいでは死体は血でベチャベチャにならないと思う。

ということで、思ったよりB級作品で、教団の恐ろしさがあんまり伝わってこない作品でした。