レアリテ男爵

世界で一番いとしい君へのレアリテ男爵のネタバレレビュー・内容・結末

世界で一番いとしい君へ(2014年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

「死」を意識すればする程、「生きる」を意識する。
「死」と向きあう程、「今」を、「全ての過去」を、「心でみる未来」を刻々と想う。

理屈で分かるものと、歩んだその足底で踏みしめた感触で全身に響くように染みてくるものは、うん億倍も質量が違うと、今作を観て、恥ずかしい程涙を流して、観てる自分自身も強烈に死を意識している今日この頃だから、なおのこと、よく分かる。。。

息づくもの全ては、ほんのわずかな細胞の出逢いによってカタチとなり、しかも例外なく全てに終わりがあるから、刻々と変化する今を生きるサマが、全部奇跡なんだと、、想うよ。( ; ; )

主人公役のチョソンモク君は、とてもとても良かった!ドンウォンssi 、ヘギョssi も適役で3人は本当の親子にしかみえず、何回泣かされたことか、、、。。おまけに隣の家のオジサンにも泣かされた。^^;

早老の病いはカラダを確実に地球の回転の何十倍もの速さで経時変化させていくのに、心の瑞々しさはまさにまだ少年、、なのに不治の病いと格闘するだけの日々に精神は疲弊し、オワリのくる恐怖との闘いは、観ていてツラかった。

もう、しのごの言わず、神認定とするけど、泣いた回数や涙の量に比例した結果ではない!、、、今現在の僕は、この物語はちゃんと観て、ちゃんと泣かなきゃならないと、切に想った、想えたコトがでかい!

あまり人の目に触れにくい場所で観てたにせよ、滝のように流れる自分の涙に、さらに増水の涙の波が覆いかぶさって洪水状態になったシーンがある。。。。。🌊 、、、観られた方なら同意してもらえるよね、、そう、アルム君が流れ星に願った内容‼︎✨、、あ〜思い出しただけで泣きそぉだ。💦

「愛」に溢れた作品だったよ。(•ᵕᴗᵕ•)