髙田由美

ボヴァリー夫人の髙田由美のレビュー・感想・評価

ボヴァリー夫人(2014年製作の映画)
3.0
なんかもう全体的にイマイチ。
美しい映像を狙っているのは分かるが、同時代製作のジョー・ライト監督「アンナ・カレーニナ」などに比べて厚みがないというか…。
キャストも面子は悪くないんだけど、他の作品では好きだったミア・ワシコウスカちゃんもエズラ・ミラーも良さが出ていなくて惹きつけられない。
高尚で文学的な雰囲気を醸し出すわけでもなく、官能的に魅せるわけでもなく、何だかなぁ中途半端だなぁ。
これではボヴァリー夫人の浅はかさと身勝手さばかりが目について、ヒロインだというのに共感も同情もできない。

全然つまらないというわけでもないので、とにかく残念な作品。
髙田由美

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