ダミアン君に恋してる

ボヴァリー夫人のダミアン君に恋してるのレビュー・感想・評価

ボヴァリー夫人(2014年製作の映画)
2.9
破滅していく女性のお話。

く…暗いよ…ユーモアのかけらもない。

主演のミアさんも、ずっと眉間にシワよせて怖い顔してるし、主人公が身勝手すぎて共感できず。

主人公エマが森の中で苦しそうに倒れ込む冒頭シーンからして、不吉な予感。エマの身に一体何が起こったのか…?を詳しく描いたのが本編。

夫が欲求を満たしてくれないからと、不倫にはしるエマ。

1人目のレオンはいいとして、2人目のマルキとはいつ恋に落ちたのか分かりづらかった。そういった大事そうにみえる事柄こそ淡々としてる感じが、この作品の軸が純粋なラブストーリーではない事を告げている。

そもそも、後先考えない夫人のあらゆる欲が祟った末路のストーリー。

後味のわる~いラスト。
私は許せないですね…

こうなった一番の原因は何か…
大きく夢を描き過ぎたこと…?

理想と現実とのギャップに耐えられなくては。
彼女みたいに逃げてばかりいられないのだから。

ストーリーは楽しくないけど、ある意味考えさせらる作品ではある。

唯一、エズラ・ミラーが美青年なのには癒された♡♡♡