KYOKO

それでも僕は帰る シリア 若者たちが求め続けたふるさとのKYOKOのレビュー・感想・評価

4.5
この映画。
上手に編集しようとしてない。ドキュメンタリーを撮ろうと思って撮っていない。むしろ映画やドキュメンタリーという枠ではない。
それゆえ、観ている私は常に緊迫し、銃声に怯え、追われて、息をひそめることになった。

シリアサッカーユース代表から、民主化抗議デモの指導者、そして武装闘争に身を投じる「殉教」を唱う革命家へ。
人の表情はこんなにも変わるものか。

ネットに載ってたが、バセットは2019年にダルアー県フラーク市で亡くなったらしい。ISとの共闘を宣言したと噂があったりもした。
故郷ホムスへ「それでも僕は帰る」という想いは叶わなかった。
KYOKO

KYOKO