ウゴノタケノコ

ヴァレリアン 千の惑星の救世主のウゴノタケノコのレビュー・感想・評価

4.5
予想以上だった。正直、またよくある宇宙大戦モノ、でもとりあえず宇宙好きとしては観とくか、くらいの期待度で行ったのもあって鑑賞後の満足感が凄かった。世界観のディテールに突っ込もうと思えばできるけど、そんなのはとりあえず脇に置いてエンターテインメントとして面白かった。

彩度の高いビジュアルデザインと(自分は)予測できなかったプロット、要所要所で流れるポップミュージックのノリが最高。

あとはヒロインのCara Delevigne。セクシーだしカワイイし最高かよ。いろんな格好させられて着せ替え人形状態なのも見どころ。他どこかで見たことあるなと思ったらSuicide Squadでした。「ローレリーヌ」の文字列からLaurelineのスペルを頭に出すのはちょっと時間がかかった。

ウィキ見たら仏・中・米・独・UAEの共同製作らしく、異文化があまり整理されないままごった煮になってる雰囲気にもなんとなく納得。西洋+東洋+アラブ、っていう世界の主要文明圏カバーできてるのは、特に宇宙ステーション初期に登場する地球人の人種が(人口の絶対値的に)バランス取れてるのに貢献してると思う。日本人が出てきたら多少嬉しかったかもしれないけど、中国人はその10倍いるからね、そっちの方が自然。

結論として、(SF好きなら絶対)デート向きでは??という感想です。